夏と冬に大活躍するエアコン。ただ、ずっと使っているとほこりが溜まって悪影響を及ぼすことも、、
そんなエアコンの掃除頻度や清掃に適した時期などを解説していきます。
そもそもなぜエアコンのクリーニング・掃除が必要か
エアコンは室内空気を吸込み、冷/暖房処理を行って再び室内へ送り出しますが、この過程で「ホコリ・汚れ・湿気・カビ」などを吸い込んでしまいやすい構造をしています。
フィルターや吹き出し口・送風ファンなどに汚れがたまると、風量低下・冷暖房効きの悪化・電気代アップ・においやアレルギーなどのリスクが上がります。
カビや雑菌が内部で繁殖すると、室内に不衛生な空気が放出される恐れもあるため
お子様などに影響が行く可能性もあります。
メンテナンス頻度と自分でできる掃除
自分でフィルター掃除をする場合
フィルター掃除は基本的に 2週間に1回が目安 と言われています。
お掃除方法として、
- フィルターを片方ずつ取り外し、掃除機で表面からホコリを吸い取る。
- 掃除機で除去できない汚れは水洗い。裏面からの流し洗いが効果的。
- 洗剤を使う場合は中性洗剤を薄めて柔らかブラシでこする。
- 洗った後は「完全に乾燥させる」こと。濡れたままだと逆にカビの原因になってしまいます。
内部(熱交換器・送風ファン・ドレンパン等)は構造的に複雑で、自分で完璧に掃除するのが難しいため、 年に1回程度を目安にプロに依頼して清掃してもらう事を推奨しています。
クリーニングを依頼するのに“良い時期”
エアコン清掃に適切な時期として「春(3〜5月)」「秋(9〜11月)」が おすすめです。
- 春:本格運転前に内部リセットできる。
- 秋:夏シーズン使用後の汚れがたまりやすいので、暖房開始前にお掃除しておくと安心。
真夏・真冬はエアコン使用頻度が高く、業者の繁忙期となるため「予約が取りづらい」「料金が高め」という点も考慮して春・秋に清掃を依頼される方が多くなっています。
クリーニング依頼・メンテナンスで得られるメリット
フィルターをきれいに保つことで、エアコン内部への汚れ・カビの付着を抑えることができます。
空気の通りが改善されて、エアコン本来の性能(冷暖房効率、風量)が回復します。結果として電気代の節約や快適性向上につながります。
室内空気の衛生状態が良くなり、カビ・雑菌・におい・アレルギーなどのリスクを低減できます。
使用環境によっては、エアコンの故障予防・寿命延長にもつながるというメリットもあります。
清掃をした方が良いサイン
以下のような状態が見られたら、定期メンテナンスを超えて「今すぐクリーニングを検討すべき」
サインです
- 吹き出し口や送風ファンから 黒い点状の汚れ・カビ が落ちてくる。
- エアコンから 異臭 を感じる。
- 冷/暖房効きが明らかに悪くなった。
- エアコンをつけると体調を崩したりアレルギー症状が出てきた場合。
このような症状が見られた場合は早めに対応することで快適な生活につながります。
まとめ
自分だけでなく家族やペットに影響が及ぶ前にこまめにエアコンを清掃することが
一番大事になります。